歴史 天皇陛下生前退位!?

<歴史 天皇陛下生前退位!?>
実現する方向でしょう。「摂政」(→前記事2)ではダメだとの陛下のお気持ちです。摂政はあくまで天皇代行のため、今上陛下が天皇位にあることには変わりがないから--とのことのようです。
(皇太子不在)
すると代替わりしますと、「皇太子」不在になります。皇位継承第一順位の秋篠宮が天皇の子ではなく弟だからです。強いていえば皇太弟(こうたいてい)ですが、制度上の名称ではありません。詳しくは→前記事4

【関連前記事】
<憲法 天皇陛下生前退位可能か>
<憲法・歴史 摂政(せっしょう)考>
<天皇 即位と践祚は、どう違うのか?>
<歴史 皇太子とは、王世子とは>

【外部リンク】会社員(30)さん2016/08/16<皇位継承
「男系か女系か」という議論は成り立たない< としています。

この記事へのコメント

  • 会社員(30)

    実現する方向にあると思います。
    私のブログでも陛下のお言葉の要点を纏めてみました。

    <お言葉の要点>
    - 日本は君民共治の国である。
    - 天皇とは国民のために祈る存在である。
    - 高齢のため、祈る務めが十分に果たせなくなってきた。摂政では解決できない。
    - 国民と皇族に負担をかけたくない。
    - 国民の理解を得たい。

    <お言葉に表れていないが国民が汲み取るべき点>
    - 日本の伝統に基づいた祭祀をこれからも変わらず続けなければならない。神道という明確な言葉は避けられているが、唯一「もがり」という言葉から察することができる。
    - 譲位を望まれている。
    2016年08月09日 08:06
  • 管理者Gくん

    早速のコメントありがとうございます。会社員(30)さんのブログの方も拝見してみますね。君民共治はいえると思います。歴史の学説ですが権門体制論なんてのもありますし。天皇陛下は、国事行為のほかに宮中祭祀もありますから、単純な代行はきかないのでしょうね。

    あっちこっち見てみますと、皇室典範の解釈でも生前の譲位ができるとの見解もあります。しかし、この見解は現在のところ採用されていないようです。したがって、法律改正で対処するのでしょうね。TV局(日本テレビ)の解説では、与・野党でおおむね一致すれば典範そのものを改正し、与・野党で異論ないしは他の議論(女系天皇論とか)が出て来たりすれば(昔流の言い方をすれば、国体の根幹に触れるような議論になるようでしたら)、特措法で対処するとのことでした。この法改正の形式、けっこう重要だと思います。
    2016年08月09日 18:27
  • 会社員(30)

    私も特措法で今回限りの対応策を講じるのが良いと思います。
    が、もし私が反対派の立場なら「国家の最高法規である憲法と皇室典範の上を飛び越えるような特措法など法理論として許されるのか」という突っ込みをするでしょう。

    政府が国民への説明の仕方を間違えると大波乱になります。きちんと歴史と伝統を踏まえ、過去の譲位によって起こった失敗(承久の乱や安政の大獄)などを説明したうえで理解を得る必要があります。
    2016年08月10日 06:58
  • Gくん

    内閣官房が、草案を作るというのでメチャクチャな法案にはならないと思います。有識者会議で先ず議論ということです。マスコミや野党が、安保法制のときのように反対運動をしなければ納まる所に納まると思います。第一コメでも書きましたが、典範改正か特措法かは、異論の程度で決まるとのことです。Gも公選法・憲法・皇室典範は、日本国の三大法律だと思っています。公選法は、為政者を選ぶ法律ですから、ある意味憲法より重大な法律だと思っています(横道にそれますが)。

    会社員(30)さんがおっしゃるように同様事例の歴史を参考にして、説明するのもいいでしょう。皇室とは法制度でもあると同時に日本の伝統(国体)でもありますからね。貴サイト・コメ欄の>(一般の国民は)「お年寄りだから引退させてあげよう」としか思っていません。これは議論ではない。 <ですね。このような歴史的問題は、議論が深まる前に世論調査(NHKなどが)をして方向性を決めるべきではないとも考えています。
    2016年08月10日 17:51
  • 管理者Gくん

    山下ゆ さんの見解↓

    >山下ゆ @yamashitayu 8月7日
    生前退位について、皇室典範の改正ではなく今回に限った特別立法という話が出ているようだけど、確かに皇室典範を改正して生前退位を認めると、将来悠仁さまが「辞める」といった時点で天皇制が終わってしまう危険性があるな。<
    2016年08月15日 08:11
  • 管理者Gくん

    上でコメントして下さった会社員(30)さんが、この件について深い考察をされています。そのブログ記事<皇位継承>をリンクしました。
    2016年08月18日 23:16
  • 会社員(30)

    法制局がとんでもない解釈を発表したようです。

    http://www.news24.jp/articles/2016/08/22/04338719.html
    『内閣天皇陛下の生前退位をめぐり、内閣法制局などが、将来にわたって生前退位を可能にするためには、「憲法改正が必要」と指摘していることが新たに分かった。~これは憲法第1条で天皇の地位は日本国民の総意に基づくと定めていて、天皇の意思で退位することはこれに抵触するという理由。~一方、特例法を定める場合でも退位された後の天皇の地位など、一から制度を作り上げる必要があり、政府高官は「調整はなかなか難しい」との見通しを示している。』

    「天皇といえど俺たち東大エリート官僚様の承諾無しに退位など許さん、俺たちが皇室制度を作り変えてやろう」と言っているのと同じです。
    2016年08月24日 22:41
  • 管理者Gくん

    残業していて今になりました。URLは日テレニュースですね。拝見しました。(内閣)法制局などの観測気球ではないでしょうか。憲法典の>”国民の総意”と >調整はなかなか難しい、がポイントでしょうか。

    先ほどNHKで、二階自民幹事長は、この際女性も天皇になれるように議論すべきだ、との報道もありました。どうも会社員(30)さんのご指摘といい、このことといい異論噴出ですね。まぁーこうなることはある程度覚悟していました。

    ここは今上陛下の譲位(生前退位)に限って、なるべく議論の対象をそれだけにして、改正するなら改正したほうがいいと思います。あまり広げると異論噴出です。譲位後の天皇の呼び方一つにしても、太上天皇(通称:上皇)など歴史上斟酌すべき制度がありますので、それに倣ったらいいと思います。
    2016年08月25日 22:13

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